家族性腫瘍相談外来

国立病院機構霞ヶ浦医療センターでは、平成16年6月より『家族性腫瘍相談外来』を開設いたしました。

家族性腫瘍とは

日本人の寿命が延びた結果、われわれが一生の間にがんにかかる機会も増えています。また、がんにかかった血縁の方がおられることも珍しくなくなりました。通常、がんは単一の原因から発生することは稀で、環境、生活習慣、遺伝といった要因が絡み合って発生すると考えられています。その中で、

  • 家系内でがんにかかった方が3人以上いる
  • 若い年齢でがんにかかった方がいる
  • 一人で何度もがんにかかった方がいる

場合には、がんにかかりやすい体質が関係している可能性があります。これを家族性腫瘍と呼びますが、大腸、胃、乳腺、子宮、卵巣、腎臓、膀胱、前立腺、甲状腺、皮膚など、ほとんどの臓器のがんに認められます。一般のがんよりも発症年齢が平均して10歳以上若く、働き盛りの方がかかることが多いのも特徴です。最近では、一部の家族性腫瘍で原因遺伝子が発見され、遺伝子検査が現実のものとなりつつあります。
家族性乳がん・卵巣がんについて」(遺伝性乳がん・卵巣がん症候群の情報サイトへのリンク)

書籍のご紹介

『女性なら知っておきたい「遺伝性がん」のこと』

家族性腫瘍相談外来について

このような家族性腫瘍を心配されている方には、健康的な生活を送るために、まずは家系のがんのリスクをお知りになることをお薦めいたします。そのためのお手伝いをするのが『家族性腫瘍相談外来』です。
当外来では、まずがんの発症歴から家族性腫瘍の家系かを判断します。家族性腫瘍と考えられる場合には、あなたやご家族のがんのリスクを評価し、がんの予防や早期発見について医学的な見地からわかりやすくご説明します。遺伝性のがんが疑われる場合には、遺伝カウンセリングや遺伝子検査を含めた最善の方法を見つけ出すお手伝いをします。予約制で、1回のご相談には1時間を確保しております。

診療時間

月曜日 午後3:00~

担当医

市川 喜仁

予約およびお問い合わせ先

お問合わせ、事前予約は、霞ヶ浦医療センター地域医療連携室
TEL:029-826-7556 までお問い合わせください。
受付時間:月曜日~金曜日 午後2:00~4:00
料金:1時間 10,000円+税(自費診療扱い)

予約後に当センターより質問票を郵送いたします。ご記入の上、外来当日にご持参ください。
私たちは、家族性腫瘍を心配されている方に、この疾患をよりよく理解していただくとともに、適切な診断と治療、がんの予防のための支援を行いたいと願っております。

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