外科

診療内容

霞ヶ浦医療センター外科の常勤医および非常勤医はそれぞれが専門分野を持ち、結束は固く、他職種の職員と共に最善のチーム医療を提供しています。広い領域の疾患に対してきめ細かい診療を展開しており、外科治療の根幹である手術に対しては常に真摯に向き合い、よりよい手術ができるよう日々研鑽を積んでいます。詳細は以下をご覧下さい。

  • 胃切除、大腸切除、腹部ヘルニア手術
    日本人に多い胃癌、大腸癌の手術は膜の手術と呼ばれ、おなかの中で幾重にも折りたたまれた膜に収納されている胃腸の解剖をよく理解することが安全な手術のために必要です。当院外科ではこの膜の解剖を熟知し、正確な手術を行うことを心がけています。また、腹部ヘルニア手術は簡単な手術と言われますが、膜の手術という観点から見ると、胃腸の手術よりも難しいかもしれません。当院ではヘルニア外来を開設しておりますので、詳細は下記をご覧下さい。手術方法には大きく開腹手術と腹腔鏡下手術がありますが、それぞれ利点と欠点があります。どちらの方法で行うかは病状や患者さんの希望で決めています。
  • 肝切除
    1)大腸癌肝転移
     肝臓は大腸癌が転移しやすい臓器です。大腸癌が発見された時、約1割の方には同時に
     肝転移が見つかります。また、大腸癌を切除した後、5年間で約7%の方に肝転移が
     出現します。大腸癌の肝転移に対しては全身化学療法が行われることが多いのですが、
     肝転移が少数の場合、肝切除によって予後が良くなることがあります。いつ、どの
     ような病状の時に肝切除を行うかについては専門的な判断が必要です。

    2)肝細胞癌
     慢性肝炎や肝硬変の方に発生しやすい癌です。治療方法として肝切除を始めとして
     ラジオ波焼灼療法、肝動脈化学塞栓療法、化学療法などがあります。どの治療方法
     が適切かは癌の数・大きさ・位置と肝機能によって違ってきますので、精密検査と
     患者さんのご希望によって治療方法を決めていきます。陽子線治療が適応となる
     こともあります。先進医療であるため自己負担がありますが、ご希望の場合は陽子
     線治療を行っている筑波大学附属病院へご紹介致します。肝細胞癌の手術の詳細
     については下記のYouTube動画をご覧下さい。

    3)胆嚢癌、肝門部胆管癌、肝内胆管癌
     これらは肝臓で作られる胆汁という消化液を運ぶ胆管から発生した癌です。肝臓
     を養っている重要な血管が走っている場所にできる癌ですので、その診断、手術
     には細心の注意が必要です。

    4)多発性肝嚢胞
     先天的な疾患です。症状がないことがほとんどですが、お腹が張る、食事ができ
     ないなどの症状が出ることもあります。嚢胞内容穿刺吸引、硬化療法、嚢胞開窓術、
     肝切除などの治療がありますが、どの治療をいつ行うのかについては定まった意見
     はありません。当院には治療経験が豊富な医師が在籍していますので、ご相談
     下さい。診療ガイドラインは下記リンクをご覧下さい。

     http://www.md.tsukuba.ac.jp/clinical-med/ge-surg/image/kannouhou.pdf

  • 肛門疾患
    いぼ痔(内痔核)の手術方法は結紮切除術といっていぼ痔を切りとってくる方法が主流です。当院ではALTA(ジオン®)という薬液による注射治療でいぼ痔を固めてしまう『内痔核硬化療法』を行うことができます。この治療法は結紮切除術と比べて、痛みや腫れがほとんど無く(ほとんどの方が術後鎮痛剤を使用しません)、短期間で社会復帰が可能です。その他、切れ痔や排便時に直腸が出てくる肛門脱や直腸脱に対する外科治療も専門としていますので、おしりのことでお困りの方は是非一度専門外来にご相談下さい。
  • 甲状腺・副甲状腺疾患
    甲状腺や副甲状腺はホルモンを分泌する重要な臓器です。その機能が悪くなると全身に様々な不具合を生じます。また、腫瘍ができることもあります。当院では経験豊富な医師が丁寧にお話を伺い、診療を行っています。
  • 専門外来について

    1.ヘルニア専門外来

    【開設日】月曜午後(おかげさまでたくさんの患者さんに受診頂いておりますので、
         2015年10月より外来日が変更となりました)
    【担当者】岡崎 雅也

    2012年1月から開設しています。対象はそけいヘルニア、大腿ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニアなど腹部のヘルニアです。

    ヘルニアとは・・・
    最も多くみられるそけいヘルニアは足の付け根(そけい部)がふくらむ病気で、腸が出ていることが多いことから脱腸と呼ばれます。
    原因は?
    そけいヘルニアは乳幼児から高齢者まで起こりうる病気です。乳幼児は先天性(うまれつき)がほとんどですが、成人の場合は足の付け根の組織(筋肉など)が弱くなることが原因です。とくに中年以上の男性で、立ち仕事や重いものを持つ機会の多い人が多いと言われています。
    治療法は?
    自然に治ることはなく、手術が唯一“治せる”治療法です。放置すると嵌頓(かんとん:飛び出した部分が元に戻らなくなること)し、腸が壊死してしまうことがあり、その場合は緊急手術が必要になります。
    手術法
    そけい部の皮膚を約4cm切開し、出ている腸(腹膜)をおなかに戻し、メッシュ素材の人工物で筋肉の弱い部分を補強します。手術方法はいくつかありますが、当院ではダイレクトクーゲル法および腹腔鏡下手術を主に行っています。
    麻酔方法
    全身麻酔で行うことが多い手術ですが、全身麻酔には一定の危険が伴います。当院では、全身麻酔のリスクが高いと判断した場合には膨潤局所麻酔という方法を用います。この麻酔法は注射でそけい部に麻酔薬を注入する局所麻酔です。そのため肺や心臓に与える影響はほとんどなく、手術後、手術室から歩いて部屋に戻ることができ、日帰り手術も可能です。高齢者や心臓疾患、呼吸器疾患など合併症のある方も安心して手術を受けて頂くことができます。また、仕事の都合上入院は難しいという方にも喜ばれています。ヘルニアで困っている方は気軽に受診して下さい。

    2.直腸・肛門疾患外来

    【開設日】月曜午前
    【担当医】柳澤和彦

    <対象疾患>
    内痔核・外痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)、直腸脱、肛門脱、
    肛門ポリープ、肛門皮垂など。

    <特徴>
    直腸・肛門疾患に関する悩みに対して、内科的治療、外科的治療を提供いたします。軽度のいぼ痔であれば内痔核硬化療法(ALTA;ジオン®)を行っており、2〜3泊程度の入院で治療が可能です。まずはご相談下さい。

    担当医

    外科医長
    福永 潔
    専門分野
    消化器外科、肝臓外科、移植医療
    資格
    外科専門医・指導医
    消化器外科専門医・指導医
    肝臓専門医
    日本移植学会移植認定医
    医学博士
    所属学会
    日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会
    日本内視鏡外科学会、日本肝胆膵外科学会、日本肝臓学会、
    日本移植学会、日本肝移植研究会、日本肝癌研究会、
    日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会
    外科医長
    岡﨑 雅也
    専門分野
    消化器外科、一般外科
    資格
    外科専門医
    消化器外科専門医
    消化器内視鏡専門医
    所属学会
    日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会、
    日本消化器内視鏡学会、日本ヘルニア学会
    外科医師
    熊野 皓一郎
    専門分野
    一般外科
    所属学会
    日本外科学会
    非常勤医師
    柳澤 和彦
    専門分野
    消化器外科、大腸肛門外科
    資格
    外科専門医・指導医
    消化器外科専門医・指導医
    大腸肛門病専門医・指導医
    消化器内視鏡専門医
    日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
    医学博士
    所属学会
    日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会、
    日本大腸肛門病学会、日本消化器内視鏡学会、
    日本内視鏡外科学会、日本癌治療学会
    非常勤医師
    八代 亨
    専門分野
    内分泌外科
    資格
    外科専門医・指導医
    乳腺専門医
    日本甲状腺外科学会専門医
    日本内分泌外科学会専門医
    所属学会
    日本外科学会、日本臨床外科学会、日本乳癌学会、
    日本内分泌外科学会、日本内分泌学会、日本乳癌検診学会、
    日本甲状腺外科学会、日本外科系連合学会、日本甲状腺病理学会
    非常勤医師
    影山 隆久
    専門分野
    消化器外科、大腸肛門外科
    資格
    外科学会専門医
    消化器外科専門医・指導医
    消化器病専門医
    日本消化器検診学会(胃)指導医
    日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
    日本がん治療認定医機構暫定教育医
    死体解剖資格
    診療情報管理士
    所属学会
    日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会
    日本臨床外科学会、日本消化器検診学会、日本肝胆膵外科学会
    日本胃癌学会、日本消化器内視鏡学会、日本緩和医療学会
    日本膵臓学会、日本癌治療学会、日本腹部救急医学会
    日本医療情報学会
    非常勤医師
    矢野 和仁
    専門分野
    食道外科、内視鏡外科
    資格
    日本外科学会認定医
    消化器内視鏡専門医
    日本癌治療認定医
    日本抗加齢医学専門医
    所属学会
    日本外科学会、日本消化器外科学会、日本食道学会
    日本内視鏡外科学会、日本抗加齢医学学会、日本癌学会
    日本消化器内視鏡学会
    非常勤医師
    都島 由希子、岡崎 舞、松尾 知平、田地 佳那
    専門分野
    乳腺外科
    非常勤医師
    佐伯 祐典
    専門分野
    呼吸器外科
    非常勤医師
    坂本 裕昭
    専門分野
    心臓血管外科

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